関東 30代

東京主信仰教会|Yukaさん

 

-本日はよろしくお願いします。早速ですがYukaさんが教会に通い始めたきっかけを教えていただけますか?

私は大学を卒業してから、すぐに就職をせず、警察官の試験勉強をしていた期間があったんですね。実は小さいときからずっと警察官になりたいという夢があり、大学に入ってからもずっと警察官になろうと思っていたのですが、就活のタイミングで本当に警察官になってよいのか迷うようになり、結局、大学生の時は警察官の試験を受けず、普通に就活をしていました。でもやはり自分は警察官になりたいんだと思うようになり、内定した会社を断って卒業後に警察官の試験を受けるという選択をしました。その時、自分では受かるものだと思っていたのですが試験に落ちてしまい、人生で一番大きな挫折を経験しました。「自分の力ではもうどうしようもないな」と思い、自分が警察官になれなかったら一体何をして生きて行けばいいんだろうと、とても悩みました。その時は生きる意味があるのかと思うぐらい、人生のどん底にぶつかったのですが、その時に聖書を学ぶようになりました。

大学の時にとてもお世話になっていた社会人の先輩から「聖書を読むといいよ」とおすすめしてもらい、自分で何回か読んだことはありましたが、学生の時は部活と就活で充実した生活を送っていたため、しっかり学べていなかった状態でした。挫折を経験した時にその社会人の先輩に状況を報告した時に、自分の生きる意味や自分の価値をしっかり学ぶためには、やっぱり聖書を学んだ方がいいんじゃないかを話してもらい、それから本格的に学ぶようになり、今のように教会にも通うようになりました。

-警察官になるのが小さい頃からの夢ということですが、きっかけはありましたか?

小さい時に家でトラブルがあった時、警察や弁護士にお世話になることがあり、その時に「家族を守れる」仕事に就きたいなと思ったのがきっかけです。それで、私は体を動かすのが好きだったので、体を動かすイメージの強い警察官を志すようになりました。

-昔から体を動かすのが好きだったということですが、Yukaさんは運動をずっとされてるのですか?

そうですね。大学ではラクロス部、高校は器械体操、中学校はバドミントンを部活でしており、その他に習い事としてずっと空手をやっていました。

-Yukaさんが実際に聖書の御言葉を聞いてみて、印象的だったことはありますか?

もともと小学校の時、一緒に住んでいたおじいちゃんが亡くなったことをきっかけに「死んだらどうなるんだろう」と考えるようになったのですが、以前は自分でいくら考えても答えが出なかったことについて、聖書を学びながら、人間はただ生きて死ぬだけではない存在なのだと考えるようになり、「人生というのは自分を作りながら生きて行くんだなあ」と心から納得したことが大きかったですね。

-小さい頃から深い考えをされていたのですね。それはご家族の影響ではなく、ゆかさん自身で考えていたのですか?

そうですね。「神様」という漠然とした存在は自分の中で昔から信じてはいたのですが、それは母が信仰を持っていたからではなかったと思います。ただ、世間一般にもよく言われるように「悪いことしたら神様が見ているよ」と言われていましたね(笑)

-教会での活動としてもスポーツをされているのですか?

そうですね。教会でもやってますね。バレーとサッカーの運営をしていて、どちらも月二回ぐらいやっています。コロナ禍の前には、サッカー・バレーともに、年に一回ぐらい大会に出ていたと思います。

-活発に行われているのですね。教会で行うスポーツならではの特徴はありますか?

大学の時にやっていたラクロスは日本一を目指してやっていたのですが、結果としては全く届かなくて…4年間も投資したのに結果がついてこなかったので、終わった時には充実感というよりは、虚しさを覚えていました。

それに比べ、教会ではプロを目指すわけではないですし、「勝ち負け」よりも「自分の成長」や「仲良くなる」ということを大事にしているところが違いますね。

大人から小さいお子さんまで、スポーツを通じて仲良くなり、一つになることを体感できるのが教会で行うスポーツの良いところだなと思います。

-ボランティア活動もされているとのことですが、具体的には何をされていますか?

メインの活動はゴミ拾いで、コロナ禍ではオンラインの勉強会も開催していました。私も水資源について勉強し、オンラインで講演させてもらいました。

その時の主な内容としては「バーチャルウォーター」という概念についてです。日本は島国で水は豊かですが、一方で食糧は大量に輸入しています。そのため、間接的には食糧を作るための水も輸入している、ということですね。つまり、海外における水不足とや水質汚染というのも、私たちと無関係ではないのだという問題提起をしました。

-身近なテーマで大切な講演内容ですね。それでは、最後になりますが、読書の皆さんへ伝えたいことはありますか?

私は教会に通うようになって開発された部分がたくさんあります。

歌を歌うこと、スポーツ活動に参加者ではなく運営者として関与すること、ボランティアを通して社会に貢献すること…

これらのことは、ただ生きていたら触れることもなかったですし、開発されなかったと思います。しかし、教会に通うようになり、色々な人の助けもあって、できるようになりました。視野が広がり、自分の中でできることも広がったことをとても感謝しています。

-本日は貴重なお話をありがとうございました!

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