-それでは早速ですが、Erikaさんが教会に通い始めたきっかけは何でしょうか?
高校の頃、大好きな英語の先生から英語の学習におすすめと紹介されて、英語と日本語が書かれている聖書を持っていました。ただ、当時は読んでも自分では内容がよくわからなかったので、置いたままみたいな感じでしたね。
その後、大学1年になり、大学の先輩から聖書を紹介してもらいました。ちょうどその前日にテレビで聖書によって人生が変わった人の話を見たことも重なり、聖書を改めて読んでみたいなと思いました。
-聖書を読むきっかけとなった前日、テレビで見た人とは、具体的にどなただったのですか?
元々ヤクザだったところから牧師に転身された進藤龍也(しんどうたつや)さんです。刑務所で聖書に出会い、自分も愛されてるんだということを分かって、そこから人生を立て直したというエピソードが印象的でした。
-実際に聖書を学んでみて、ご自身に変化はありましたか?
そうですね。元々、理系女子で、神様はいないと思っていました。『沈黙』という本の読書感想文で「神はいないと思う」と書いていたくらいでした(笑)。でも聖書を読んでみると、人間と動物の違いや自分自身について詳しく知ることができるようになり、今までの疑問が解ける感覚でした。今では、神様がいるとしか思えないし、神様のことが大好きです。
-理系女子とのことですが、専攻は何でしたか?
生物の勉強をしていました。小さい頃から、人類の成り立ちや地球について考えることが好きだったのですが、聖書を読んでから、そもそも生きている意味が何なのか?といった生物学の根本といえるような部分も分かるようになりました。
-聖書の学びが生物学にも通じているのですね。ところで、普段はどういう活動をされていますか?
最近は教会の友達と週1〜2回くらい、出勤前の7時頃からみんなでバレーボールをしています。
-平日の早朝7時からバレーボールとは元気ですね(笑)。
コロナ前は日曜日にみんなでやっていましたが、最近はなかなか体育館が使えないため、代わりに平日朝にやっています。1人だと続けることは難しいですが、みんな仲良しなので、会えるのが楽しくて続けていますね。
その他の活動としては、去年、家族で楽しめるようなクリスマス会や母の日などのオンラインイベントを行いました。また、ゴールデンウィークや秋の紅葉の季節には、家族と離れていてもオンラインでイベントに一緒に参加できるようクイズ企画をして楽しんでいました。
-コロナ禍でご家族となかなか会えない中、オンラインイベントで繋がりを作る活動はすばらしいですね。
そうですね。また、今年は10月30日に教会主催で「サンクスフェスタ」というイベントを行ったのですが、そこで初めて弦楽器とピアノのアンサンブルに挑戦しました。私がギターを担当し、チェロ・バイオリン・ピアノと一緒に賛美を演奏をできてとても楽しかったです。
サンクスフェスタでは、おとぎ話「桃太郎」をアレンジした演劇も披露されたのですが、オリジナルストーリーでは鬼を退治する結末が鬼も仲間になるという違った形のハッピーエンドのお話でした。感動して泣きそうになった方もいて、とても好評でしたね。
-音楽や演劇のイベントもあり、とても活発ですね。私も機会があればぜひ遊びにいきたいです。本日はありがとうございました。
今回、インタビューに協力いただいたErikaさんの所属するLord Hope Church(岡山主希望教会)のホームページはこちらです。